kotlin入門 08 【 変数の名前を理解しよう 】

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このページでは変数の名前を解説したいと思います。

変数名を変えてみる

変数名を変えてみます。

プログラムの動作は全て同じです。

【 変更前 】
fun main() {
    var i:Int = 100	// 価格
    println( "リンゴは${ i }円です。")
    println( "2個で${ i * 2 }円です。")
    println( "3個なら${ i * 3 }円です。")
}

【 変更後 】
fun main() {
    var p:Int = 100	// 価格
    println( "リンゴは${ p }円です。")
    println( "2個で${ p * 2 }円です。")
    println( "3個なら${ p * 3 }円です。")
}

【 変更後 】
fun main() {
    var price:Int = 100	// 価格
    println( "リンゴは${ price }円です。")
    println( "2個で${ price * 2 }円です。")
    println( "3個なら${ price * 3 }円です。")
}

変数名のルール

・A~Z a~z 0~9 _ (アンダーバー)

・最初は英数小文字から始める ( a~z )

 Apple ← エラーは出ないが使わない方が良い。

・決められた予約語は使えない。

 if や for ← 使えない。

・自分が分かりやすい変数名にする。

練習問題 1

以下のエラーを修正してください。

【 修正前 】
fun main() {
    var x:Int = 100	// 価格
    println( "リンゴは${ i }円です。")
    println( "2個で${ i * 2 }円です。")
    println( "3個なら${ i * 3 }円です。")
}

【 実行結果 】
リンゴは100円です。
2個で200円です。
3個なら300円です。

練習問題 2

以下の変数名を「kakaku」に変更してください。

【 修正前 】
fun main() {
    var x:Int = 100	// 価格
    println( "リンゴは${ x }円です。")
    println( "2個で${ x * 2 }円です。")
    println( "3個なら${ x * 3 }円です。")
}
【 実行結果 】
リンゴは100円です。
2個で200円です。
3個なら300円です。

まとめ

・変数名は箱の名前で、自由に決めることが出来る。

・変数名を決めるにはルールがある。

・変数名は後から変えることが出来る。

・分かりやすい変数名にする。